この記事では、時間がない人でも続けられる効果的なダイエットの運動を5つご紹介します!
楽な運動で本当に痩せることができるのだろうか?
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません、
そこで、まずは楽な運動でも痩せることができる科学的な理由をお伝えしたいと思います。
そのあとに、効果的な運動をご紹介していきます。
この記事の対象者
・楽な運動でも痩せることができるのか疑問がある
・忙しい人けれど効率的に痩せたい
・なるべく楽に痩せたい
なぜ軽い運動で痩せることができるのか

みなさんは、このような言葉を聞いたことはないでしょうか?

食べたカロリーの分だけ運動してカロリーを消費するんだ!
ですが、これは少し間違っています。
成人女性の1日摂取カロリーは1900キロカロリーです。
もし、その状態で痩せようとするなら、毎日ジョギングを5時間以上しなければなりません。
また、ご飯1杯を食べると、40分間ジョギングをすることでそのカロリーをやっと消費できます。
もちろん、この方法でも痩せることはできます。
しかし、これではスーパーストイックな人しか痩せることができません。
一方で、こんなに激しい鍛錬を積まなくても痩せることができる人がいます。
いったい、どうなっているのでしょうか?
その理由は、安静時エネルギー消費量(REE)にあります。
実は、安静にしているだけでも、男性は1日に約1700キロカロリー(女性は約1300キロカロリー)を消費しているのです。
これを安静時エネルギー消費量と言い、これが激しい運動をしなくても痩せる理由です。
ですので、痩せるのが目的であれば、そこまでハードな運動をする必要はなく、ソフトな運動で十分だということです。
それに加え、筋肉量を増やすことで基礎代謝が高まり、安静時エネルギー消費量も増加します。
そのため、有酸素運動も無酸素運動もダイエットには効果的であり、自分自身が1番楽しいと思える運動をするのが良いのではないかと思います。
そう言われても何をしたらよいのか分からない方もいると思うので、次にダイエットにおすすめの運動をご紹介していきます!
ダイエットにおすすめの運動5選

1. ウォーキング
ウォーキングは、運動の中で1番続けやすいという点でおすすめです。
ですので、これからダイエットを始めたいけれどなるべく簡単な運動をしたいという方にぴったりとなっています。
ウォーキングだけでも体重が減少することは研究でもわかっており「A Meta-Analysis of Pedometer-Based Walking Interventions and Weight Loss」という論文によると、1万歩前後のウォーキングを10週間続けると約1.0kg、1年間続けると約3.0kgの体重が減少すると推測されています。
そのため、通勤通学でウォーキングができる方は、積極的に取り入れてみるとよいでしょう。
2. ランニング
ランニングもウォーキングと同様に減量の効果が期待できます。
ランニングは、エネルギーを消費するのと同時に、筋肉量が増加するため基礎代謝を高めることができます。
ランニングやウォーキングのあとに筋肉痛が起こったり筋肉の疲れがあったりすると、筋肉量が増加しているので、基礎代謝が上がったと考えてよいでしょう。
また、1回のランニングの時間は15分前後を目標にするとよいと思います。
1日15分でも運動の恩恵を受けることはできます!
大切なのは継続することです。
徐々に時間を伸ばしてもよいですが、最初は続けやすいように15分程度にしておきましょう。
3. スクワット
基礎代謝を向上させるためにおすすめなのがスクワットです。
スクワットでは、太ももの筋肉である大腿四頭筋やハムストリングスを鍛えることができます。
太ももの筋肉によるエネルギー消費量は多いので、太ももを鍛えることで痩せやすくなるというわけです。
スクワットには正しいやり方があるので、なかやまきんに君がスクワットのやり方を解説している動画を貼っておきます。
ぜひ参考になさってください。
パワー――!!!
4. カーフレイズ
カーフレイズと聞くとなんだかかっこいい気がしますが、カーフレイズとはかかとを上げ下げする筋トレのことです。
ふくらはぎの筋肉である腓腹筋やヒラメ筋をどこでも簡単に鍛えることができるのでおすすめです。
やり方は以下です!
1.支えになるようなものに手を置く。壁やカウンターなどでOK!
2.かかとを限界まで上げてつま先立ちをする。
3.かかとを下におろすが、地面につかないぎりぎりで停止する。
4.2番~3番を繰り返す。
文字の説明だけではわかりにくいと思うので、動画も載せておきます。
このカーフレイズは、本当にどこでもできるのでおすすめです。
エスカレーターでの待ち時間でもできますし、家でやるときも1分程度で終わります。
私の場合は、1度に50回を目安にやっていますが、ふくらはぎが疲れてくる回数までやってみるとよいでしょう。
5. 好きなスポーツ
私が1番よいと思うのは、好きなスポーツをすることです。
例えば、私はラケット系のスポーツが好きで部活もテニスをやっていたので、地元のバトミントンサークルに入って運動をしていました。
1か月に数回のゆるいサークルだったのですが、やはり楽しいと思えるスポーツだと行くのも楽しみになります。
1か月に数回であれば、忙しい人でもなんとか時間を作り出せるかもしれません。
さらに、普通にジョギングをするよりも何倍も動きます。
ハードな運動を楽しく続けられるのは、好きなスポーツならではだと思います。
そのため、ダイエットをするのであれば、地元のサークルなどに参加してみて好きなスポーツをするのも1つの手だと思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、軽い運動でも痩せられる理由とおすすめの運動についてご紹介しました。
その中でもなるべく続けられそうなものを選ぶとよいでしょう。
また、運動単体を実践するよりも、食事法と合わせたほうが痩せやすさはぐんと上がります。
そのため、短期間でやせたい人は、食事の改善も同時進行で進めるとよいと思います。
食事法についても、今後たくさん記事を出していきます!
参考になれば幸いです。
ダイエットに関する質問も受け付けておりますので、よろしければお問い合わせフォームかコメントにてご質問ください。
頂いた質問については、責任をもって回答させていただきます。
場合によっては複数の論文を調査することもありますため、多少のお時間を頂くこともあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
参考文献
Richardson, C. R., Newton, T. L., Abraham, J. J., Sen, A., Jimbo, M., & Swartz, A. M. (2008). A meta-analysis of pedometer-based walking interventions and weight loss. The Annals of Family Medicine, 6(1), 69-77.
コメント